本榧の淡黄色の色合いが美しい、本榧右近下駄。台は白木仕上げで榧本来の自然の風合いをいかして仕上げました。2枚歯の下駄などと比べて台に高さがないので初めて下駄を履かれる方や履きなれない方にも履きやすく、つま先のカーブで歩きやすくなっています。浴衣はもちろん、ジーンズなどのカジュアルな装いにもあわせやすい右近下駄です。
足音静かなゴム底
底はゴム底となっており、カランコロンと大きな音が鳴りません。ご近所を気にせず履けるので、普段履きにもご利用いただけます。
ゴム底の張り替えは、当店で承ることができますが往復の送料で費用が高くなりますので、靴の修理屋さんで修理してもらうか、ホームセンターや東急ハンズにある市販の修理セットを使うと安くおさえられます。ゴム底の張り替えにより、何年も履いていただけます。
幻の木「榧」
絶滅に近い希少な高級材
榧は木肌の美しさや適度な弾力性などから、碁盤・将棋盤の最高級品として知られる超高級材。仏像にも使用され、奈良から平安初期のものには榧製が多いようです。成長は極めて遅く、30cm伸びるのに3~4年、碁盤づくりに適した直径1.1mほどの大きさになるには300年以上の歳月を必要とします。かつては日本の山々に自生し、お寺や農家の庭先など身近な場所にもあった榧ですが、現在は絶滅に近い状態。木材市場に出てくることも年に数えるほどしかなく、深刻な材料不足に陥っています。
榧についてもっと詳しく>>
300年先、榧の森を夢みて
当社の榧の森づくりの始まりは、榧に惚れこんだ会長個人が「このままでは榧がなくなってしまう、碁盤をつくる榧の木を未来に残したい」という想いで植林し始めたことからでした。それから約30年、高知や四国の山々に30万本(2016年時点)以上の榧の苗木を植えてきました。育ちにくさや獣害などから残っているのは3割にも満たないほどですが、徐々に大きくなり実のなる木も育っています。
榧の森づくりの様子>>
鼻緒は3種類から選べます
小粋な細身の下駄
小粋な細身の台が足元をスマートに演出します。足の形によっては小指が落ちる方もいますが、下駄は本来そのように履くものだそうです。鼻緒がきつく感じられる場合は、鼻緒の後ろツボを手の指でグッと引っ張って伸ばしてください。幅広・甲高の足の方には窮屈ですのでおすすめいたしません。
ご使用上の注意
- 下駄は傷つきやすいので取り扱いは十分ご注意下さい。
- 濡れた場所ではスリップに注意してくだい。
- 水に濡れた場合、花緒が破損、色落ちする恐れがあります。
- 白木下駄は、足の跡が付く事があります。
お客様の声
ならんと様 | 投稿日:2016年05月28日 |
おすすめ度: | |
玄関に置く「ちょっと履き」として購入しました。
古い和風の我が家の玄関に榧の下駄がよく似合って、なかなかと上等な雰囲気を醸してます。買ってよかったです。 |
神 憲一様 | 投稿日:2014年06月29日 |
おすすめ度: | |
敏速な対応ありがとうございました。
下駄に関しては足触りも良く満足しております あえて希望するならば、鼻緒が細く、種類が有ったら嬉しいです。 お店からのコメント |
お店からのコメント