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準合格品の基準
樹木は強風に揺られ、隣の木や枝とぶつかって傷ついたり、枝が折れたりしながら成長します。
こうしてできた自然のキズや葉節もその木の個性ですので、できる限り無駄なく活用したいと思っています。
自然の変色や変質
成長の過程で自然にできた斑点や線状の跡です。かすれたような色変わりや変質が起こったものですが、ご使用には全く問題ありません。たくさん出ているものや大きなものは準合格品としています。
黒っぽいシミ
もともと木に含まれていた水分によってできたシミです。シミが大きかったり、色が濃く目立ちやすいものは準合格品としています。
茶色いシミ(油分)
木から染み出た油分によるシミです。油分自体はよいものですが、見た目が悪いものは準合格品としています。榧は豊富な油分のおかげで水切れがよく、抗菌作用にも優れます。
葉節
節のなかでもごく小さなもので、未成熟な枝や葉っぱの生えていた跡が内在されて節となったものです。見た目から、数が多いものは準合格品としています。
白太(シラタ)
樹皮に近い部分にある、材木の白っぽい部分です。当店は総赤身が基準のため準合格品となりますが、一般的には通常品として販売されています。赤身の部分に比べると黒ずみやすいので、しっかりと乾燥させてください。