本榧茶筒
日本の暮らしに欠かせないお茶だから、茶葉を入れる茶筒にもこだわりたいものです。本榧茶筒は、現代の暮らしに溶け込むシンプルで自然な風合い。和洋折衷のいまの暮らしにちょうどよい茶筒です。茶筒といえば日本茶ですが、紅茶葉やコーヒー豆の保存、お菓子入れとしてお使いいただくのも良いと思います。
保存性に優れた内蓋付きで、ピッタリ密封
緻密な木目、きめが細かくなめらかな美しい木肌。職人の手仕事でつくられた木の器は一つひとつが個性的で質感がよく、本榧ならではの風合いやぬくもりのある自然美を感じられます。保存性に優れた内蓋付きでピッタリ密封、美味しさをキープしてくれます。
幻の木「榧」
絶滅に近い希少な高級材
榧は木肌の美しさや適度な弾力性などから、碁盤・将棋盤の最高級品として知られる超高級材。仏像にも使用され、奈良から平安初期のものには榧製が多いようです。成長は極めて遅く、30cm伸びるのに3~4年、碁盤づくりに適した直径1.1mほどの大きさになるには300年以上の歳月を必要とします。かつては日本の山々に自生し、お寺や農家の庭先など身近な場所にもあった榧ですが、現在は絶滅に近い状態。木材市場に出てくることも年に数えるほどしかなく、深刻な材料不足に陥っています。
榧についてもっと詳しく>>
300年先、榧の森を夢みて
当社の榧の森づくりの始まりは、榧に惚れこんだ会長個人が「このままでは榧がなくなってしまう、碁盤をつくる榧の木を未来に残したい」という想いで植林し始めたことからでした。それから約30年、高知や四国の山々に30万本(2016年時点)以上の榧の苗木を植えてきました。育ちにくさや獣害などから残っているのは3割にも満たないほどですが、徐々に大きくなり実のなる木も育っています。
榧の森づくりの様子>>
詳細
本体・外蓋・内蓋と、いずれもやや厚みを持たせてしっかりとしたつくりの茶筒です。
ピタッとはまる内蓋は職人の腕の見せ所。つまみも削り出しで美しく仕上げています。
サイズ
天然木から手づくりしているため、木目や色あいは個体差があり、サイズや重さなどは若干異なる場合があります。
本榧キッチン用品の取り扱いについて
- 使用後は、水または食器用洗剤で手早く洗い流してください。
- 洗った後はしっかりと水気を拭き取り、直射日光や火気の近くを避けて乾かしてください。
- つけ置きや食器洗い乾燥機のご使用は避けてください。
- オーブンや電子レンジはご使用いただけません。
- 落としたり、ぶつけたり、無理な力を入れると割れますので、丁寧にお取り扱いください。
- 収納する場合は、十分に乾燥してから片付けてください。
お客様の声
必要なのは、中蓋の研究!様 | 投稿日:2023年05月12日 |
おすすめ度: | |
茶葉が200g入る事を目標容量とし、それに伴う高さ増長の要望は、既に御伝えしてあります。後は、出来れば中蓋を、普通良くある形状と、その滑りを研究して頂ければ、元来は木の素材自体は、とても美しい色なのだから、即ち茶筒は完璧となります!
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匿名様 | 投稿日:2018年12月23日 |
おすすめ度: | |
注文から発送まで、迅速な対応でありがとうございました。
製品に関して、素材の臭いがお茶に移ります。この素材を茶筒に使用する事は如何なものかと思います。素材そのものは良い物ですので、ステンレス製の缶を中に入れるなどの工夫が必要と思われます。 お店からのコメント |
清水様 | 投稿日:2017年02月11日 |
おすすめ度: | |
樺細工の茶筒は知っていましたが、榧の茶筒は初めてです。榧の木自体が最近は日常見かけることが少なく意識していませんでした。でも、銘木なんですね。ほんのりと黄色く気品があり、とても気に入りました。
お店からのコメント |
お店からのコメント